おととし(だったと思う)のお正月、
とある新聞に「草履職人」の記事が載っていた。
地元、福岡の職人さんだったので、
新聞社に問い合わせをして、住所を聞き、母と訪ねることにした。
実家の北九州市から車で約1時間ほどかかってたどり着いたのは1件の民家。
そこに職人さん家族が住んでいた。
生まれも育ちも大阪だというその職人さんは、
九州の職人さんに弟子入りした後、草履職人として独立したそうだ。
ノートに足形を取り、その人の足に合った草履を作るということで、
そのとき既に、5ヶ月待ちくらいだったのだが、
「それくらいなら待てるよね」と、母と話し合って作ってもらうことにした。
ちなみに一足8000円。
外でも履けるという謳い文句だったのだが・・・
実は、待っても待っても届かず、
催促したら連絡が取れなくなり、
「騙されたのかも」と母と話すようになり、
忘れかけた頃に届いたのだった。
確かにいいのかもしれないけれど、
片足でしかサイズを取ってないので、片足にしかフィットしない・・・
なーんか微妙だ・・・
というわけで、
もっぱら会社での「たまーにこっそり履き替え用」として活躍してます。