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グーグーだって猫である
映画「グーグーだって猫である」公式サイト
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あらすじ
愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなってしまう。
ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。
そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。
グーグーと名付けたその子猫と暮らしはじめて、麻子の日常は一変。
元気な表情が戻ってきた。
暫くしてグーグーの避妊手術のために動物病院に向かうが、
その途中、グーグーが逃げ出してしまう。
必死で探す麻子を助けてくれたのは、近所に住む青年・沢村だった。


私が中学生の頃、
何故かいきなり母親が古本屋に通うようになり、
家に漫画があふれたことがありました。
もともと「漫画を読んじゃいけませんっ」という家庭でもなかったので
母親も漫画が嫌いでなかったと思うのですが
買ってくる漫画は、木原敏江とか大島弓子とか美内すずえとか
それまで私が読んでいたものとは大きくかけ離れたものだったので
とまどったのを覚えています。
特に大島弓子の「綿の国星」は、猫が擬人化されているのが衝撃だったんですよね。
ただ擬人化されているものならそれまでもあったかもしれないのですが
何にせよ
「なかよし」とか「別マ」とか、ベタベタの恋愛もので培養された少女にとってはオドロキでした。
それがきっかけで
別マから恋愛色の薄い(印象)「花とゆめ」なんかに移行したと行っても過言ではないのだな。

あ、そうそう
肝心の作品の感想ですよね。
グーグーの体の模様について説明して欲しかったけど
原作とは違っていたけれど、(脚色?)
登場人物がみーんなとっても優しいのがよかったです。
大島弓子さん本人も、こんなほんわかした感じなのかなー。
先着100名様のメイキングDVDはもらえなかったけど
見終わった時、そんなことはどうでもよくなったんだよね。
やさぐれ気分をも吹き飛ばす、やさしいやさしい映画でした。



グーグーだって猫である_f0016642_13152884.jpg
エリザベスカラー。
作中、エリザベスカラーの説明も出てきます~。
by nanan4717 | 2008-09-14 13:19 | 映画・本・舞台


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